7/29発売ナイツ塙宣之さん初エッセイ『ぼやいて、聞いて。』【左右社】表紙イラスト担当しました
塙さんの小ボケ漫才から学びたい
左右社から7/29に発売されるナイツ塙宣之さん初エッセイ『ぼやいて、聞いて。』、こちらの単行本の表紙イラストを制作しまいた。
お笑いにそんなに詳しいわけではありませんが、お笑い芸人さんってすごいなあと常日頃思う私です。
「ネタを考える」「体を張る」「人前でしゃべくる」「人を笑いに誘う力がものすごい」「体力がありそう」
全部私に当てはまらない(笑)ので、単純にそれらをオールマイティにこなす芸人さんってすごい!と思ってしまいます。
ナイツ塙塙宣之さんの初エッセイ集のお仕事をいただいたときは、とにかくたくさんの動画とお顔写真を拝見しました。消しゴムはんこにする前に、スケッチをするため、とにかく何度も何度もお顔拝見です。
ゲラを読ませていただき、共感する部分もたくさんありました。帯にあるように「芸人だけど、つるめない」という部分が刺さります。
「みんなが熱くなっているときに、なぜだか冷めてしまう自分がいるのです。」
『ぼやいて、聞いて。』【左右社刊】
野球好きの塙さんが母校の甲子園行きが決まった時の心境は、私の高校時代のみんなが熱心に文化祭の準備をしているときに猛烈にサボりたくなって非協力的だった自分を思い出しました。素直になりたいのに、素直になれない、ああ青春。
お仕事をいただいたということは、ナイツの漫才を浅草東洋館で見なさい という思し召しかも?
浅草に漫才を見に行ってみたい!と何度も思っていました。特にナイツとねずっちが観られたら最高!
2010年から2015年くらいまで、消しゴムはんこやスタンプのイベントである「スタンプカーニバル」が
浅草で開催されていたので、年に数回行っていました。
イベントの前後に浅草寺にお参り、老舗の喫茶店に行ったりなど、ブラブラしていました。
ナイツの皆さんが出演されている東洋館は前を通ったことはあるのですが未見でした。
時期を見て、塙さんの独特で小さい毒のようなボケの連射と優しい土屋さんのツッコミを聴きにいきたいと考えてます!
途中まで常磐線で🚃、途中乗り換え、TXで浅草へINの予定です(茨城県民)。
浅草行ったら行きたいところ
・フルーツパーラーゴトー
・浅草寺
・東洋館
・ホッピー通り
・『押し絵と旅する男』のイメージの世界
表紙、オペーク白にご注目ください
装幀は松田行正さん+杉本聖士さん です。シンプルで素敵なブックデザインです。
塙さんのお顔、シャツ、手の部分、隣に居る河童の頭の皿、
この部分はオペーク白(不透明の白)のインキで印刷されているそうです。
(表紙を斜めの角度からご覧いただくとわかりやすいです)
さりげない風合いが素敵です。
本文に出てくる塙さんの小さい顔のイラストも可愛いです。
河童の名前を勝手につけてみた
塙さんがぼやき掛けている、隣に居る河童。
この河童は、塙さんの話(ぼやき)に耳を傾けていますが、目線は宙を浮いています。
ぼやきを聞いているようで、聞いていない。聞いていないようで、聞いている。
だんだん、この河童にも愛着が湧いてしまったので私の勝手な独断で名前をつけてしまいました。
それはですね、
彫った後に気がついたことなのですが
河童の中年のようなお腹を見ていただくと、
漢字の「一」と、その上の胸のところが「八」
みたいに見えてきたんですね。
なので、「八一」はどうかなと。
「八一」と書いて、「やいち」または「やいつ」
(漢数字の一「いち」は、「いつ」とも読むそうです)
あ、なんだか、やいつって「ナイツ」みたい!(思いつき)
なので「八一と書いてやいつ」
と、勝手ですが命名しました(笑)
ちなみに、ナイツさんのコンビ名の由来は「騎士」の英語「ナイト」が元になっているそうです。
『ぼやいて、聞いて』書誌情報
書名:ぼやいて、聞いて。
著者:塙 宣之
定価:本体税込1870円
ISBN:978-4-86528-097-5
発行:株式会社左右社
http://sayusha.com/catalog/books/pboyaki
ぜひ書店等でお求めください!